当クリニックでは、自費診療で「AGA」「ED」「プラセンタ療法」「にんにく注射」などの治療をそれぞれ行っております。
AGA
男性の薄毛は、「男性型脱毛症」(AGA:androgenetic alopecia)、通称「薄毛症」と呼ばれ、思春期以降に始まって徐々に進行する、男性では最もよく見られる脱毛症です。前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭の生え際が後退し、頭頂部の毛髪が失われることが特徴で、日本の成人男性の4人に1人くらいが薄毛症と言われます。薄毛症は、遺伝や男性ホルモンによる発毛サイクルの乱れなどが主な原因と考えられています。薄毛症は進行性の脱毛症であり、何もせずに放っておくと、毛髪の数は次第に減っていきますので、早めのケアが大切です。当クリニックは、個人情報やプライバシーに配慮しながら診療を行いますので、安心してご相談ください。
治療薬について
当クリニックは「プロペシア」や「ザガーロ」を使用し、薄毛症の治療を行います。
プロペシア(フィナステリド)
プロペシアは、その含有成分である「フィナステリド」が、脱毛作用の強い男性ホルモンとして知られるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成する還元酵素2型5αリダクターゼの働きを抑制して発毛を促進し、毛根を深く、髪を太くしてくれます。プロペシアはAGA治療を行っている医療機関だけで入手の可能な医薬品です。
ED治療
ED(Erectile Dysfunction)は、勃起不全または勃起障害のことを言います。完全に勃起できないことだけを指すわけではなく、「勃起に時間がかかる」「途中で萎えてしまう」「満足のいく性行為ができない」と感じる人は、いずれもEDの可能性があります。年齢を重ねるごとに誰もがなり得る症状で、成人男性の4人に1人、50代以上の男性では2人に1人がEDを有すると言われます。そこには、糖尿病などの基礎疾患が関与しているケースも少なくありません(健康な人と比べ、糖尿病の男性がEDを起こす確率は2~3倍高くなると言われています)。また、近年は若い人でも、ストレスや精神的な原因からEDに悩むようになる方が少なからずおられます。現在、ED治療には良い薬がいろいろ開発されており(バイアグラ、レビトラ、シアリス、バイアグラジェネリックなど)、患者さまのご要望などを考慮しながら、最も適した薬を処方します。
プラセンタ療法
「プラセンタ」とは“胎盤”のことです。胎児を保護し、健やかに成長させるために妊娠中につくられる生命の源とも言える臓器であり、出産の際にその役目を終えて、体外に排出されます。そんなプラセンタには、受精卵1個をたったの10ヶ月で平均3kgにまで育て上げるのに必要な栄養素(ヒアルロン酸、コラーゲン、必須アミノ酸、たんぱく質)と成長因子(胎児が子宮の中で驚異的な成長を遂げるのに必要とされる成分)が含まれています。
多くの女性の治療に取り入れられている
このプラセンタから抽出したエキス(これが一般に言われるプラセンタ)は、体内環境を調整する作用をもち、組織を本来あるべき状態に修復・再生しようとする大きな力を発揮します。そもそもは肝機能を改善する薬として認可された注射薬でしたが、アンチエイジング(抗加齢)に役立ち、若返り効果や美肌作用があり、また更年期障害を緩和する働きもあるため、多くの女性の治療に取り入れられています。プラセンタ注射は、サプリメント等による摂取に比べ遥かに即効性に優れています。ご希望の方には、最適な用法・用量をよく検討した上で投与いたします。
プラセンタの主な効能
- 代謝を改善し、臓器や細胞の働きを活性化する
- ホルモンバランスを調整する
- 自律神経の働きを整える
- 組織を修復する
- 免疫力を高める
- アレルギー反応を抑える
- 炎症を鎮める
- 妊婦の乳汁分泌を促進する
- 肝機能を高める
- 活性酸素を除去する など
にんにく注射
ビタミンB1を主成分とした水溶性ビタミンを静脈に直接注射するもので、注入すると鼻ににんにくのような硫黄の匂いが広がることから、よくこの名で呼ばれています。スポーツ選手などに利用者が多いことからもわかるように、にんにく注射は肉体疲労やだるさ、倦怠感を早く回復させたい方にとって、たいへん有効です。
疲労回復などにお勧め
ビタミンB1は、体内でエネルギーを産生するために、また疲労物質を除去するためにも必要ですので、その不足が起こると、全身倦怠感、食欲不振、皮膚トラブルなど、様々な障害が現れやすくなります。ビタミンB1は食事やサプリメントでも、ある程度は補給することができますが、症状が強い場合や即効性を期待する場合は、注射による補充が効果的です。疲労感の強い時や体力を回復してリフレッシュしたい時、風邪の引き始め、病後、夏バテで食欲の無い時、精力的に仕事をこなしたい時など、とにかく「元気」になりたい際にお勧めです。美や健康を保つ上でも、効果が期待できます。
にんにく注射の効能
- 疲労回復
- 風邪予防
- 二日酔いからの回復
- 夏バテの解消
- 冷え性の解消
- 美肌効果
- 血行改善
- 新陳代謝の促進
- 頭痛、肩こり、腰痛の緩和
- 眼精疲労の改善
- 肌荒れの改善 など
自費診療リスト
内容 | 価格 (税別) |
---|---|
トリキュラー(1シート) | ¥3,300 |
シアリス(1錠) | ¥2,200 |
プロペシア | ¥8,800 |
デュタステリド0.5mg(1ヶ月分) | ¥5,500 |
バルデナフィル20mg(1錠) | ¥1,600 |
バイアグラ(1錠) | ¥1,500 |
点滴プライスリスト
内容 | 価格 (税別) |
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点滴処置 | +¥500 |
プラセンタ筋肉 / 皮下注射 | ¥1,100 |
にんにく注射 | ¥2,200 |
強ミノ注射 | ¥2,200 |
総合マルチビタミン | ¥3,300 |
美肌プラス | ¥3,300 |
NICが考える痩身とは
健康であるための医療痩身に当院は本気で取り組みます。
見た目だけが重要であれば皮下脂肪を減らすだけでいいのですが、健康を第一に考えた時に最終的に減らしたい脂肪は皮下脂肪ではなく内臓脂肪です。過剰に蓄積が進んだ内臓脂肪細胞では高血圧の原因物質(アンジオテンシノーゲン、レプチン)、糖尿病の原因物質(TNF-α)、高脂血症の原因物質(遊離脂肪酸)、心筋梗塞の原因物質(PAI-1)などが盛んにつくられ始め、体内に放出されることが知られており、生活習慣病や死亡リスクとの相関があるため最終的に取り組みたいのは内臓脂肪量のコントロールです。
皮下脂肪・内臓脂肪ともにコントロールする方法は同じで、有酸素運動で代謝分解を促すか、カロリーコントロールを行うことです。しかしせっかく有酸素運動を行ってもそれが皮下脂肪の分解に使われているようでは健康に直結する痩身は得られません。効率よく内臓脂肪を燃焼させるために、攻めの姿勢で皮下脂肪をまず減らす、それが当院のヴァンキッシュMEの設置にいたった理由です。医学的根拠を持って確かに皮下脂肪を減らし、ひいては内臓脂肪のコントロールにアプローチすることで皆さまの健康増進のお手伝いをしたいと考えます。